2013年10月14日月曜日

新宿の雑踏の中で思い出した事。


・Aphex twin/flim

高校1年生のときにいつもヘッドホンをつけて登校してるクラスメイトの女の子がいて私がなに聴いてるの、と聞いたら秘密。と素っ気なく答えて

それでもお昼休みにしつこく聴いたらヘッドホンを外してイヤホンに付け替えてくれて一緒に聴かせてくれた曲。

それが私が初めてエレクトロニカというジャンルの音楽を聴いたときだった

私の知らない言葉を楽しそうに話す彼女がなぜかかっこ良くて、それからたくさんの電子音楽を聞くようになった



・GO! GO! 7188/c7

高校二年生で髪を真っ赤に染めた私はとにかく刺激的なことを欲しがる子供で 身体中にボディピアスをあけて女の子にしか恋を出来ない、と話す彼女がすごく魅力的だった
挑発的なスタイルで街で目があった人に中指を立てたり、夜中にクラブに一緒に行った時は渋谷の道の真ん中で酔ってもないのに大声で歌いだしたり、
と思ったらいきなりテンションが落ちて帰る。の一言で帰ってしまったり。

情緒がいつも不安定で会うたびに違う人に思えて、周りをハラハラさせでもすごく人を引きつけた彼女。

いつの日か、いきなりセックスしよ。って誘われてもちろんノーマルな私が断ったことでいつの間にか連絡を取らなくなった彼女が

オール明けのマクドナルドでハンバーガーの包装紙の裏にアイライナーのペンシルで殴り書きして「私の好きな曲。」って渡してきた。

彼女に不釣り合いなくらい切ない歌詞が女の子らしくてなんだかそれが可愛らしくて、いつも思い出す。



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