ただ私の好きな映画は一般的にみればクソ映画と評されることが多く、また一部に熱狂的なファンがおり、簡単に言えばサブくそ野郎と言われかねないものが多いので 「好きな映画は?」と問われても答えられないことが多い。
1人眠れない夜にたんたんと時間を潰せ、なんとなく心地よく、なんとなく刺激的。
長ったらしく語るのもめんどくさいのでポイントで綴ります。気になったら勝手にみてください。
つまらなくても知りません。
・『かもめ食堂』
とにかくシナモンロールが美味しそう。見終わったあとにごはんを作りたくなる。それは誰かのためにでもあり、自分のためにでもあるごはん。
包丁のトントンという音、カツをあげるジュワジュワという音。
優しい色彩の映像、人物の動きにあった効果音と音楽が気持ちいい。
あーお腹すいた。
・『スカイクロラ』
あの押井守作品であり、かなりの製作費、製作年月がかけられたものなのに世間的には一切話題にならなかったアニメ作品。
感情を失ったような瞳をしたキルドレと呼ばれる子供たちの顔がとても美しく、地上にいるときと3G効果をつかった上空にいるときの対比が面白い。
私がこの映画で特に好きなのは効果音で登場人物が新聞を折りたたむ几帳面な音がとてもお気に入りだ。そのシーンだけでも何回も見ている。
戦うことでしか存在を許されない子供たち。
最後の主人公のセリフの意図を鑑賞後に語り合うのも楽しいと思う。
・『愛のむきだし』
コイケ。コイケしかない。安藤さくらさん演じるコイケという登場人物が私にとってかなり魅力的であり、彼女をクローズアップした特典映像のほうがむしろ好きかも知れない。
一度見ただけでは暴力表現と性的表現に目がいきがちで内容がつかめないから何度もみてほしい。ただくそ長いけど。
ゆらゆら帝国の音楽に合わせてセーラー服で踊るエロい満島ひかりをみるだけでも価値がある映画だよ〜
・『あの夏いちばん静かな海。』
北野武監督作品。北野ブルーと呼ばれるようになった元となる映画。
とにかくたんたんとしていて主人公ヒロインは劇中一言も喋らず作品自体に言葉も少ないので見る人によっては開始30分で寝るかキレると思う。
ただ私は夏にも、寒く青い冬にも必ずみたくなる映画。
懐かしくて切なくて海が出てくるのに恋愛映画にありがちな感情の波たちは描かれない。
ただただ静かで美しい詩的で絵画的な映画。
ラストに流れる久石譲作曲のサイレントラヴがまたいいんだ〜
まだまだたっくさん好きな映画、引っかかる映画はあるけど綴るのが疲れたのでこの記事はこれで終わりです。
面白くても、つまらなくても、
私にとってはきらきらとした宝物のような作品たちなので
まあ気になったらみてください。
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